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2012年南米旅行 15日目(マチュピチュ村へ)

2012年3月、大学院の修士課程を卒業して、いよいよ社会に飛び立つという直前の最後の春休み、「最後のモラトリアムを満喫しよう」ということで選んだのが南米への旅でした。

私の人生でもっとも楽しかった旅の記録を、当時の興奮・感動がそのまま焼きついた、旅行中に執筆した文章をそのままに公開いたします。

楽しいことはもちろん、今となっては笑い話ともいえる失敗談まで包み隠さず書いています。

 

なお、当時の文章をそのまま公開する都合上、時制は2012年3月当時であり、かつ私も24歳と若かったため、若さが垣間見える場面は少なからずあろうかと思いますがご了承ください。

 

15日目。マチュピチュ観光の拠点ともいうべきマチュピチュ村へ、クスコから移動します。

 

***

2012年3月17日

 

「マチュピチュ村へ」

 

今日はマチュピチュ村へ移動する日。

まず朝は7時半頃起き、いろいろ準備をして朝食へ。

クスコで現在宿泊しているホステルは、MさんとKは戻ってくるが、私は18夜にラパスへ向けてバスで移動開始する関係上、もう戻ってこない。

そこで、私のみ荷物をまとめて準備をする。

そして準備完了、チェックアウトをし、この素晴らしいホステルに別れを告げる。

帰国したら友人にお勧めしておいてくれと言われたが、勿論そうしよう!

 

本当だったら9時くらいにホステルを出る予定だったけれども、MさんやKが女性特有の荷物ゴチャゴチャ現象でバタバタしていたので、結局出発は9時半くらいになってしまっていた。

さらに、私は重い荷物を持っているということもあって、時間に余裕を持たせるためになるべく早くオリャンタイタンボ行のコレクティーボ乗り場へ移動したい。

ということで、本来なら歩く予定だったが、仕方ないのでタクシーを使うことに。

 

メインスクエアにてタクシーを捕まえると、例によって10ソルだとふっかけられるが、交渉の末7ソルまで落とし込んで終了。

そしてコレクティーボ乗り場へ。

平日は簡単に捕まえられるらしいが、休日は結構難しい、という話を、今回マチュピチュ行ツアーを用意してくれたおっさんが言っていたので、かなり不安視していたし、そのため早くホステルを出ようとしたのだが、事態は全く違ったw

タクシーを降りるや否や、早速客引きが来たw

それはもう、コレクティーボ探しなんて秒殺。

15ソル(=450円)で2時間近くの道程を行けることになった。

 

最初、我々3人と助手席に1人のおばちゃんがいたのだが、走り出したらで女の子とその親(母or父!?正直わからねぇwww)がダッシュでやってきて、何とトランクに乗り込んだwww

おいwwwwwそれでいいのかよwww

コレクティーボのフロントガラスは、ペルーに来てから初のヒビ入りガラスだし。大丈夫なのかw

 

車の中は、その女の子と親のお陰でいろいろ盛り上がった。

オリャンタイタンボに向かう途中のチンチェーロだかウルバンバにて、昨日最後に寄った場所があるのだが、そこで踊りをしていた。

実はそれは練習で、今日が本番であり、女の子も衣装を着てそれに参加するという。

うわー見たいwwwと思ったが、女の子は可愛い癖に超シャイwww

カメラを向けるとすぐに隠れてしまう。(私に限らず誰が撮ろうとしても)

その癖、構って欲しいのか、しばらく相手をしていないでいると、特に私に対しては背中をつつく等ちょっかいをかけてくるwかわいいw

しかし結局すんなり撮らせてくれることはなかった。

私は隠れられる前の一瞬を狙って1枚、Mさんも上手いこと1枚撮影できたがw

 

最後のお別れも、親のジャケットに頭を突っ込んで去っていったwww何だよその別れ方はwwwwwww

 

とまぁ面白いこともあったお陰で時間も早く過ぎ、オリャンタイタンボに到着。

随分余裕があったので、駅前の屋台街で食事をとることにした。

 

私はトゥルチャのフライ、MさんとKは2人でよくわからないチキンを1つ。

たんまりのご飯にレタスなどの野菜とそれらの主食が並んでいるので、ボリュームは満点。

とはいえ腹が減りすぎていたので、もう少し食べられるといえば食べられたのだが、まぁ今日はそこのところで諦めておいた。

 

そしていよいよペルーレイルに乗車し、マチュピチュ村へ向かう。

昼間のとんでもなく強い日差しのお陰で、車内はクソ暑かったが、景色は良かった。川は濁流だったがwまぁ流れの激しさがド迫力だったので良しということで。

 

12:58発の電車で走ること2時間、3時頃マチュピチュ村へ到着。

駅前でホステルの人が待っているとのことなので、無事「Grupo Yuri」の看板を掲げた女性を発見しホステルに案内してもらう。

そして今日の宿を確保したところで、周辺を適当に歩くことに。

 

まずは駅前の民芸品売り場。

私は形の整ったビールの栓抜き、MさんとKは装飾品を探していた。

 

駅前のみならず川を渡った先でもいろいろ見て、買い物に満足してからは、温泉方面へ向かって歩く。

温泉…10ソル(300円)で入れるそうな。

 

うーん、入りたい。

入ってしまえ!!!

 

しかし、お姉さん方は水着をクスコに置いてきてしまっていたそうで…

しゃーないので一人で宿に戻ってタオルを取りに行き(水着は持ってきていたけれどもタオルは忘れた)、再び私1人で温泉へ。

 

温泉に入ると、ペルーレイルに乗る時にいた日本人3人組(全員男)がいて会釈されたw

すまんな、お姉さんたちはおらんぞw

 

温泉は浴槽によって温度差が激しかったが、打たせ湯は非常に素晴らしい湯加減だったし、基本的に温水プールみたいな温度だけれども1つだけいい感じに割と温かい浴槽があったのでOK!

というわけで大いに温泉を堪能し、帰ることができた。

 

6時半に宿集合にしてあったので、そこでお姉さん方と落ち合い、ピザを食べに行った。

このマチュピチュ村は本当にピザ屋ばっかり。

 

そして、観光客の人数の割にレストランの客の入りはいまひとつで(特に温泉方面の、村の外れのほう)、どのレストランも必死で客引きをしていた。

我々が選択したレストランも、Lサイズのピザが37ソル~40ソルくらいだったのに、すべて25ソルにするといい、さらにはフリードリンクが2つつくのだが、3つにする!

と言ってきた。そこまでして客に来て欲しいかw

まぁそこまでするなら、とそこを選択。

うん、美味かった。

 

カードが使えると書いてあるのに(店頭にVISAとデカデカと書いてある)、Kがカードで払おうとしたら機械が壊れていて無理だと言われ、結局キャッシュで支払い。

帰りは温泉街チックないい感じの村の雰囲気を写真に収め、宿に帰って寝る。

 

寝ようとしていたらMさんが部屋に来た。

パソコンを使わせて欲しいとのこと。

コレクティーボの親子の親が、明日クスコに戻ってきたらいろいろ案内するから連絡してくれ!と言っていたのだが、それに応じられない(クスコにMさんたちが戻るのは深夜1時とか)という旨をメールで送る必要があったため。

 

Yahoo!メールで、私がいろいろスペルチェックしながら(笑)何とかメールを打ち終わって送信!

んじゃーおやすみなさい!

 

私はこの後、クスコ編の日記を書き直して(1回ミスってデータ消えた)、結局0時近くに就寝。

明日4時半起きだが大丈夫か!?

***

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