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2012年南米旅行 21日目(リマ市内観光)

2012年3月、大学院の修士課程を卒業して、いよいよ社会に飛び立つという直前の最後の春休み、「最後のモラトリアムを満喫しよう」ということで選んだのが南米への旅でした。

私の人生でもっとも楽しかった旅の記録を、当時の興奮・感動がそのまま焼きついた、旅行中に執筆した文章をそのままに公開いたします。

楽しいことはもちろん、今となっては笑い話ともいえる失敗談まで包み隠さず書いています。

 

なお、当時の文章をそのまま公開する都合上、時制は2012年3月当時であり、かつ私も24歳と若かったため、若さが垣間見える場面は少なからずあろうかと思いますがご了承ください。

 

21日目。ラパスからリマを経て帰国しますが、リマでトランジットの間にかなり時間があったので、リマ市内を観光します。

 

***

2012年3月23日

 

「リマ市内観光」

 

今日は朝5時半に起きて、ラ・パスからリマへ向かう準備をする。

まずはパッキングとチェックアウト。

 

ここで、アルゼンチンにて汚された服や、旅行中不意に汚れてしまった服を捨てることにした。

しかし、ただ捨てるだけでは勿体無い。

何しろ、前回泊まった時は120ボリで泊まれたところを160ボリだ、とボられてしまったのだから、絶対にここは何か復讐をしてやらなければw

 

というわけで、捨てる服とズボンを使って、死体もどきを作ったw

流石にベッドでそれをやるのは悪趣味だと思い、ドアを開けてすぐ人が倒れているかのように見せ掛けた。

捨てるペットボトルとインナーで厚みを作り、上半身は特に何かが入っているかのように見せ掛け、廊下から写真を撮影していざチェックアウト。

 

すると、チェックアウト時にホテルマンが電卓を取り出したかと思ったら「140ボリ」と、140と打ち込んで差し出してきたwwwwwなぜwwwww

おい、120だろ!?というと、速攻で修正された。

どうなってるんだwwwこの値段可変式超適当具合はwww

くそっ。あつしさんは100ボリと言われて、90ボリと言ったらピンポーン!と速攻でOKで、それでもボられたかもとか言っていたから、ちょっと悔しい。まあいいや。

 

ホテルを出たらサンフランシスコ通りまで出て、AEROPUERTOと車体に書かれた212番のミニバスをゲットして空港へ。

ザックをドスン!と乱暴に天井に載せられて、エル・アルト国際空港へ。

 

空港到着後はチェックインし、いろいろ税等がチケットに含まれていたはずだが、空港使用税25USドルをあそこのカウンターで払えと言われて払わされるw意味わからんぞw

 

仕方なく払い、出発の時刻まで久々のネット回線を利用して日記をmixiで投稿。

回線がボリビアとは思えない程速く、これまでmixiでフォトを7枚も8枚も、あるいはそれ以上アップしようとすると半端ない時間がかかっていたところがものの数十秒~数分で出来たので快適だった。

 

帰国後日記をアップする際にスムーズにするため、この超速回線で必要な写真をアップしておき、準備は完了。

いざ飛行機に乗り込み、この旅最後の観光地となるリマへ。何もないリマへ。

 

リマに到着後、イミグレの後はまずはソルを補給。

前回、本当に綺麗に使い切ってしまったので、改めてレートの悪い空港で両替させられる羽目になってしまった。

 

そして荷物を預け、タクシーでミラフローレス地区のラルコ・マルという、小洒落たショッピングセンター・レストラン街へ行くことに。

太平洋を望むことが出来、見えない日本の方向を向いて感傷に浸ることも可能w

 

しかしリマは暑い。本当に暑い。最初にブエノスアイレスに到着した時のようで、ずっと高地にいたから忘れかけていたが、今南米は夏なのだ。

そして、タクシーを探す。

最初はやはり、60ソルだとか何だとかふっかけてくるが、30ソルだ、というとどんどん安くなっていき、他に同乗者がいれば35ソルとかそんなところまで行った。

そして他の同乗者を探し出すが、なかなか見つからない。タクシー運転手も楽じゃないなw

あまりに見つからんので、もうバスで行く!!!と見切りをつけて出発しようとしたら、ゾロゾロとタクシーの運転手がクソ群がってきて、ちょっとした有名人気分にもなったw

そんな中、そのうちの1人が30ソルでいい、というのでついていった。

 

…と、例によって相乗りw

ドイツ人の老夫婦と相乗りで、向かう方向がミラフローレス地区ってことでこうなったようだ。

車の中から、なかなか私好みの町並みのリマをパシャパシャ撮影し、途中でガスを入れたり、ドイツ人夫婦はホテルに到着したりとあって、私もラルコ・マルに到着。

時間的に無理だったセントロの広場周辺も、車内から見えて写真も撮れたので大満足^^

 

そして一通りふらーっと見て、やはりこういう場所の物価の高さにビビりつつ、今度はカジノに行くことにした。

何でも、この前のウユニで遭遇した同年代の日本人曰く、カジノは飲み食いし放題らしい。

ここで昼食を食べつつ、カジノなるものを人生初経験して帰ろうではないか。

 

ラルコ・マルから道を隔てたところにJWマリオット・ホテル・リマがあり、そこにカジノが併設されているため、遊ぶ。

昼間はポーカーやルーレットが出来ないので(PM6時からのようだ)残念だったが、適当にルーレットで遊ぶ。

最初は右も左も分からないのでやり方を聞くと、どうやら現金を入れるものらしいwwwそんなことも知らない私www

というわけでソルを機械に入れ、いざ!

 

やり方が全然分からないため、いろいろやらかしたwww

良く分からないうちに超高額ベットをしており、気付いたら20ソルが5.4ソルになっていたwww(ただ、それも超高額ベットでちょっと当たりが出たからこうなって首の皮一枚繋がったのであって、0になっていた可能性があった。)

 

そっからはLINE1、ベット1でのんびり回しまくる。

そうしていること2時間くらいだろうか、途中でサンドイッチと称した小さいパンにハムやチーズが挟まれたものや(一般的な三角形や四角形のサンドイッチとはちょっと違い球形)、チキンとライスが出てきたり、いろいろ飲み物を貰ったりと確かにタダで飲み食いし放題。

20ソル(=600円)にしては、カジノの経験と併せて上出来だ。

1,1というショボいベットで、一時は7ソル台くらいまで持ち直したが、もう面倒臭いしくれてやる!!!と、Line20、ベット1で回しまくって所持金0になり退場。

うん、いいところだった。今度は是非、ルーレットで遊びたい。一番カジノらしいし。

 

それからはふらふらリマの街を北上。

途中で超巨大なスーパーがあったので、ワイン3本と土産用のお菓子、そしてチキンと瓶ビール(クスケーニャ)620 mlを買って、大通りの中央分離帯にずっと続いているベンチつきの公園のようなスペースで乾杯。

ああ美味い。最高だ。

南米旅行もこれで終わり。

 

それからさらにしばらく歩いていると、雨が降り出した。

小雨だが、濡れるのは嫌だ。

というわけでもう空港に戻ろうと思い、バスをいろいろ探して、時にバスの行き先を呪文のように唱えている人に、「空港に行くのか?」と聞くが駄目。

しゃあないからタクシーで行くことにした。

 

タクシー1人目は、空港には行けないと言われて断られたが、2人目はOK。

40ソル、と言ってきたが「30!」というとあっさりOKで、もうちょい低く言えば良かったと思った。まあいいや。

 

そんなわけで、幹線道路ではなく何やら良く分からない住宅地や工場の横などを抜ける理解不能ルートでぐるぐる行った後、空港に到着。

到着後、運ちゃんはポリス2人くらいに何か追及されていたが、何だったんだろうかw

空港に行けないというドライバーがいるくらいだから、本来は許可か何かが必要で、実際は悪いことをしていたのか!?w真相は不明だw

 

空港到着後、預かっていた荷物を24ソル(=720円)払って取り戻し、以下の「総集編」を執筆開始。

空港のカウンターが可変式で、今回の便のコンチネンタル航空は以下の日記を書き始める時点ではカウンターが無くチェックイン出来ない状態だった。

そんなわけで、大量の荷物に囲まれて「総集編」の日記を書いた。

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