2012年3月、大学院の修士課程を卒業して、いよいよ社会に飛び立つという直前の最後の春休み、「最後のモラトリアムを満喫しよう」ということで選んだのが南米への旅でした。
私の人生でもっとも楽しかった旅の記録を、当時の興奮・感動がそのまま焼きついた、旅行中に執筆した文章をそのままに公開いたします。
楽しいことはもちろん、今となっては笑い話ともいえる失敗談まで包み隠さず書いています。
なお、当時の文章をそのまま公開する都合上、時制は2012年3月当時であり、かつ私も24歳と若かったため、若さが垣間見える場面は少なからずあろうかと思いますがご了承ください。
18日目。ナスカの地上絵を諦めた末、急遽旅程を変更しての新月のウユニ塩湖にリベンジ突入します。
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2012年3月20日
「ウユニ再訪」(mixiにアップしなかった日記)
今日はウユニにリベンジを果たす1日。
朝ウユニの街に到着。見慣れた街だ。
さて、今日はどうしようか。
噂のチャーターなる方法で塩湖に行くか、また例によってプラヤ・ブランカ(塩のホテル)に宿泊するか。
と考えていたら、日本人集団が「チャーターを考えている人がいるらしい」などといった話をしており、なるほどチャーターはいいなと思った。
というわけでその日本人集団とともに、10日程前の穂高というツアー会社に行くと、チャーターだと1,000ボリ(8人で)という。
高い。昨日行った人の話によれば、800ボリだったらしいので、近くのビルサツアーに行って確認。
値段をいろいろ交渉していくと、800ボリになったので決定。
昼800ボリ(13:00~22:00)、夜(3:00~9:00)それぞれ800ボリ。
というわけで1日200ボリで、ドライバーのジョニーをチャーターできることになった。
交通手段を確保したところで、同行する8人で宿を探す。
ツアーのオフィスから程近いホテル、HOTEL PALACEを発見し、そこへ行くことに。
シャワーありとなしの部屋があり、料金が違うらしいが、まぁみんなで割り勘して泊まることに。
それでも1人51ボリ。安いw
そんなわけで宿を確保し、準備を整えて、いざウユニ塩湖へ!
ジョニーはやはり、定番の電車の墓場へ我々を連れていった。
実際私は特に2回目だし、どうでもいいのだがw
テキトーに時間を潰し、15分と言われていたがもっと早く車に戻ってウユニ塩湖へと催促する。
次はコルチャニ村(土産とか売っている小さな村)と言ってきたが、全員で全力拒否し、ウユニ塩湖へ直行。
ウユニ塩湖へ入るが、やはり最初こそ結構な量の水でお出迎えしてくれるものの、すぐに乾季の景色となる。
そして、塩のホテル横へ到着。
ジョニーはそのまま通り過ぎようとしたが、同行者が「止まってくれ!」と頼み、結局ここで少し止まることに。
そして塩のホテルを出発後…1時間くらい走った後だろうか。
ようやく、ようやく、それらしい場所に到着。
行く途中にはフラミンゴの卵などが落ちていたりなど、前回は無かったサプライズが用意されていたりなどもしたが、肝心の塩湖は前回より遥かにショボい。
…ブツブツとした塩の塊が至る所に水面より上に顔を出しており、完全な鏡になるのを妨害している。クソッ。
まぁ、仕方ないだろう。時期が時期だから。
というわけで諦めて、一行はここでいろいろ記念撮影。
鏡のように写ることを利用してのUYUNIをやったり(日本人8人では無理だからジョニーも入れて9人でやったw)、その他にもいろいろ錯視写真を作ったり。
そして夕焼け。
前回よりさらに赤みは少なかったが、やはりウユニ塩湖の夕焼けはいい。
直前まで、必死で足でツブツブの塩の塊を潰していたが、近い所はその成果が出て完全な鏡になっており綺麗だった。
その後、夜8時くらいまでそこに滞在。
例によって夕方あたりから雲行きが怪しくなって、辺りでは稲光も見られた。
そして今日こそその撮影に成功!2枚ほどいい写真が撮れ、特に暗くなってから撮れた1枚は中二病炸裂の格好いい写真となった。
しばらくするととんでもなく風が強くなり、クソ寒い上、湖面が波打って湖面反射の星どころではない。
ひとたまりもないので全員が車に退散し、ジョニーに帰るように頼み、ウユニの街のホテルに帰還。
どうせ後でまた汚れるんだし、といった具合に、最低限快適に寝るために足だけ洗って、ホテル近くのピザ屋パブで軽く夕食をとり、各自仮眠をとることに。
2時半の起床(3時から次のツアーが始まるため)に備えて就寝。
ふいー疲れた!
「ウユニリベンジ」(mixi用、前半)
ついにやってきた…ウユニリベンジ。
何せ、ウユニ塩湖に映る星空を観るためだけに、ナスカ、イカを諦めて、クスコから再びボリビアまで戻って来たのだ。
その成果や果たして。
クスコからラパスへの直行便でラパスに到着後、即座にもはやすっかりお馴染みになったPanasur社のウユニ行バスを予約。
ラパスに到着したのは昼頃で、夜19時からの便の出発までは時間があったので、ザックはこのオフィスに預かってもらって市内を観光。
そして、夜19時。
やはり当然のように、同じバスに乗り込む乗客の中には日本人もチラホラ。
旅をしている人からよく聞くことだが、日本人はウユニ塩湖が特に好き、らしい。
富士山が湖面に映る有名な構図などのように、何かが水に反射している風景が好きなのだろう。
バスに乗り込み、揺られること10時間。私はガッツリ寝て、見慣れた街ウユニに再び到着。
さて、今回も塩のホテルに宿泊するツアーでも…と思っていたら、あれよあれよという間に他社のバスも含め、ウユニに到着したばかりの日本人が8人集まり(私含む)、チャーターはどうかという話になった。
そして、10日前に使ったツアー会社「穂高」(この名前の時点で日本人をターゲットにしすぎw)と、ブリサツアー(こちらもまた日本語山盛り)に行って、チャーターの場合の値段を聞く。
8人のうち1人の友達が以前チャーターして、昼間800ボリ(13:00~夜22:00くらい)だったらしいので、まずは穂高で1,000ボリだ!などと言われた後も値下げ交渉。
しかし穂高は一向に安くしてくれないので、ブリサツアーへ。
こちらも最初は値下げを渋ってくるが、夜3:00~朝明けも両方見るから、それぞれ800ボリにしてくれ!というと、OKだったのでそこに決定!
交通手段を確保したところで、同行する8人で宿を探す。
ツアーのオフィスから程近いホテル、HOTEL PALACEを発見し、そこへ行くことに。
シャワーありとなしの部屋があり、料金が違うらしいが、全部ひっくるめてみんなで割り勘して泊まることに。
それでも1人51ボリ。安いw
そんなわけで宿を確保し、準備を整えて、いざウユニ塩湖へ!
チャーターする車のドライバーはジョニーというそうだ。
▲ジョニーw
ジョニーはやはり、定番の電車の墓場へ我々を連れていった。
実際私は特に2回目だし、どうでもいいのだがw
テキトーに時間を潰し、15分と言われていたがもっと早く車に戻ってウユニ塩湖へと催促する。
次はコルチャニ村(土産とか売っている小さな村)と言ってきたが、全員で全力拒否し、ウユニ塩湖へ直行。
ウユニ塩湖へ入るが、やはり前回訪れた時と同様に最初こそ結構な量の水でお出迎えしてくれるものの、すぐに乾季の景色となる。
そして、塩のホテル横へ到着。
ジョニーはそのまま通り過ぎようとしたが、同行者が「止まってくれ!」と頼み、結局ここで少し止まることに。
そして塩のホテルを出発後…1時間くらい走った後だろうか。
ようやく、ようやく、それらしい場所に到着。
行く途中にはフラミンゴの卵などが落ちていたりなど、前回は無かったサプライズが用意されていたりなどもしたが、肝心の水張り塩湖は前回より遥かにショボい。
▲フラミンゴの卵。まあこれを見れたのはラッキーだが、それよりも水が張っていてくれ!
ジョニーもかなり粘ってくれたのだが、なかなかいいところがない。
…ブツブツとした塩の塊が至る所に水面より上に顔を出しており、完全な鏡になるのを妨害している。クソッ。
まぁ、仕方ないだろう。時期が時期だから。
というわけで諦めて、一行はここでいろいろ記念撮影。
▲鏡のように写ることを利用してのUYUNIをやったりw(日本人8人では無理だからジョニーも入れて9人でやったw)
▲そして夕焼け。
前回よりさらに赤みは少なかったが、やはりウユニ塩湖の夕焼けはいい。
直前まで、必死で足でツブツブの塩の塊を潰していたが、近い所はその成果が出て完全な鏡になっており綺麗だった。
▲夕焼けバックでいい感じの写真。
その後、夜8時くらいまでそこに滞在。
例によって夕方あたりから雲行きが怪しくなってきて、辺りでは稲光も見られた。
そして前回は雷の撮影に挑むも失敗したが、今日こそその撮影に成功!
▲見よ!湖面に反射する雷!!!
▲中二病炸裂の最強超絶スーパー格好いい写真。風が強くなってきて、湖面が荒れているので綺麗に反射していないのが残念だが。EMERALD SWORDでも聞きながらどうぞw
しばらくするととんでもなく風が強くなり、クソ寒い上、湖面が波打って湖面反射の星どころではない。
ひとたまりもないので全員が車に退散し、ジョニーに帰るように頼み、ウユニの街のホテルに帰還。この時点で辺りは真っ暗、ジョニーは何を頼りに帰還したのかさっぱりわからなかったwww
どうせ後でまた汚れるんだし、といった具合に、最低限快適に寝るために足だけ洗って、ホテル近くのピザ屋パブで軽く夕食をとり、各自仮眠をとることに。
2時半の起床(3時から次のツアーが始まるため)に備えて就寝。
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