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2012年南米旅行 3日目(イグアス到着〜滝へ)

2012年3月、大学院の修士課程を卒業して、いよいよ社会に飛び立つという直前の最後の春休み、「最後のモラトリアムを満喫しよう」ということで選んだのが南米への旅でした。

私の人生でもっとも楽しかった旅の記録を、当時の興奮・感動がそのまま焼きついた、旅行中に執筆した文章をそのままに公開いたします。

楽しいことはもちろん、今となっては笑い話ともいえる失敗談まで包み隠さず書いています。

 

なお、当時の文章をそのまま公開する都合上、時制は2012年3月当時であり、かつ私も24歳と若かったため、若さが垣間見える場面は少なからずあろうかと思いますがご了承ください。

 

3日目。ブエノスアイレスからイグアスに移動し、イグアスの滝を目指します。

 

***

2012年3月5日

「イグアス」

 

早いもので、もうこの旅も1/6が終わりました。
…そう考えると超早いなw

1人ってのはやっぱり機動力が最高過ぎるけれども、時折寂しいし心細いことがある。
特に海外に行って現地で国内線で移動なんていうちょっとしたことでも、初めてのことだから少々不安だった(そもそも予約がちゃんと取れていたかが不安だった)。結果的に余裕だったけれどもw
旅を重ねる度に、段々経験値が溜まって自分自身が頼もしくなりつつあるのは嬉しいこと。
出発前こそ、私の現状のスペックで(途中まで)1人で南米を移動しまくるなんて、果たしてどうなることやら?と思っていたけれども、まあまあいけるものだなと実感。

そして、シャワーを浴びる時に、脚の肉付きが全然違うwwwと焦った。
ロンドン→南米と歩きまくり過ぎて、脚がすごいことになっている。これで浮気がバレるんじゃないか(違


▲今日は空港の椅子で寝てのスタート。
何十キロと歩いて疲れ果てていたせいか、こんなところで4~5時間ぶっ通しで寝てしまったwww
荷物を肩にかけたり、抱え込むようにして、とりあえず荷物は守った。
ザックは機内に持ち込まずに預けるんだけれども、預けられる受付が午前4時からと言われてしまったので泣く泣く諦め。
でも枕としていい活躍をしてくれた。

そして7時50分、イグアスへ向けてフライト開始!

フライトが始まったら速攻寝たけれども、軽食で起きた。
2時間も飛ばないフライトなのに、このアルゼンチン航空は軽食が出てくる。
当然のように朝食を食べていない私にとっては非常に有難かった。

そしてさらに!


▲機内からイグアスの滝を見せる演出!!!!!
機内の左側の窓から見ることが出来るという。
そして私は左の窓際席wwwwwwww
運が良過ぎる。座席の指定等は出来なかったし、そもそもこんな事実を知らなかったのだが…こりゃ有難い。真横に翼があるけど(死

しかし、イグアスの滝を見つけてすぐの本当に一瞬は、上空から綺麗に虹がかかったイグアスの滝を見ることが出来た。
結構な長時間、ぐるぐると滝付近をフライトしてくれたけれども、虹が見えたのはその最初の一瞬のみ。よって写真にも撮れず、幻の光景となってしまった。
でも幻でも悪くはないか…。
ラピュタでいう「父さんは確かにラピュタを見たんだ。」みたいなセリフがあったけれども、まぁそれくらいの方が。
もっとも、私はパズー父と違って写真に収められなかった点が圧倒的に劣りますがwww

ちなみに、着陸後、イグアスの滝を機内から見せる演出に対して乗客から拍手が起こった。勿論私も拍手。こういうのいいね。
飛行機で着陸後に拍手なんて、何か墜落の危機を乗り越えた等のまずい出来事がまず連想されるけれども、これは素晴らしい拍手だ。


▲まぁ何はともあれ、やってきましたプエルト・イグアス。イグアスの滝観光の拠点となる街。

で、ここで、今日の宿泊先のホステルの所在地を示すマップが間違っていて、えらいことになったwww
正直「w」を付けると語弊があるほど疲れ切って、死にそうになりながら何度も何度も人に聞いて到着した宿。
考えてみて欲しい。クソ重いザックを背負い、真夏の街を、どこにあるかもよく分からない場所を求めて歩き回るのだから。本当に辛かった。今回の旅で暫定的に最も辛い時間だったことは言うまでもないw


▲で、ようやく到着した宿!
いかにも南国って感じで雰囲気がいい。
ホステルにはバーも併設されており、それらしい音楽とともに旅情を味わえる。
ハンモック前のスペースは飲むのに最適の場所だ。(実際テーブルの上に載っているボトルの右側のものは私の。1日の活動を終えてビールを楽しむ至福の時間。)

到着したのは11時すぎ、チェックインは13:00以降に可能らしいので、軽くネットで調べ物をした後は、いよいよアルゼンチン側イグアスの滝へ行くことに。

バスで公園まで行き、公園内は一部こんな電車で移動。

▲滝を見に行く旅人を運んでくれる電車。無料。
対向車もカメラ構えている人がチラホラ。国籍が違っても考えることは同じですなぁw

 

そして、いよいよアルゼンチン側イグアスの滝の最大の見所、悪魔ののどぶえ!!!!!


▲見よ、この大迫力!!!

他にも見せたい写真があるけれども、正直写真じゃ伝わらないです。実際に見に行って下さい。
のどぶえとは反対側の景色も素晴らしく綺麗だった。

 

念願だったフルムーン・ウォーク(通常では入れない夜の滝を楽しめるツアー)の予約も出来て、大満足。地球の歩き方によるとすぐに売り切れる人気のツアーらしいから本当に良かった。
ちなみに開催日は、満月の日+前後2日。
つまり3月でいえば、3/6~10の5日間が該当。
私がここイグアスで夜を過ごせるのは今日5日と明日6日しかないので、本当にラッキーだった。実に嬉しい。

最後に、地球の歩き方の欄外に載っていた、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの三国国境へ向けて歩いた(また徒歩か)

意外なほどクソ遠かった。
右足の右側側面に原因不明の激痛が走る中のウォーキング。


▲そして到着した、黄昏時の三国国境。
何と言うか、景色に対する感想よりも、歩き切った達成感の方が強かった。
パシャパシャ何枚か写真を撮り、既に暗くなったプエルトイグアスの街を再び歩いて中心地へ戻り、日本人宿で教えてもらった美味しいステーキ屋へ。
やっぱり肉は固めと言えば固めだったけれども美味しかった。

P.S.
明日(まぁこれを書いている今からすれば今日)はホワイト寄りグレーなことをしてきます。
というわけで、あんまりこういうことはしたくなかったけれども限定公開にします。
この日記を投下して、明日分の日記を書こうとするまでにこの日記にコメントがあった人にのみ公開ということで。
「てめぇの日記読む価値無ぇw」なんて人は多分そもそもこの日記すら読みに来ていないとは思いますが、それで全然構わないんで。
コメントが0ならまさかの“非公開”になりますw
まぁ、実際読む価値あるか分からないよ、とだけ言っておきます。ホワイト寄りグレーだからミッションに失敗する可能性もありますw

***

上記P.S.は、当時の日記をmixiにアップしていた名残です。

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