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2012年南米旅行 2日目(ブエノスアイレス観光)

2012年3月、大学院の修士課程を卒業して、いよいよ社会に飛び立つという直前の最後の春休み、「最後のモラトリアムを満喫しよう」ということで選んだのが南米への旅でした。

私の人生でもっとも楽しかった旅の記録を、当時の興奮・感動がそのまま焼きついた、旅行中に執筆した文章をそのままに公開いたします。

楽しいことはもちろん、今となっては笑い話ともいえる失敗談まで包み隠さず書いています。

 

なお、当時の文章をそのまま公開する都合上、時制は2012年3月当時であり、かつ私も24歳と若かったため、若さが垣間見える場面は少なからずあろうかと思いますがご了承ください。

 

2日目。ブエノスアイレスを歩き回ります。

 

***

2012年3月4日

「ブエノスアイレス」

 

今日は多分20 kmくらい歩いたw
割と雰囲気的に貧民街的なところも歩いたし、結構スリルあったなぁ。
勿論、南米では音楽を聴きながら街歩きなんてご法度(個人的にそう思う)なので、聴覚もフル活用、五感で周辺を警戒しつつ歩く。

1日のスタートは宿を出るところから!
そんなことは当たり前なんだけれども、それがまた結構楽しいんです、ここ。


▲何とこれがエレベーターwww
超Ancientな、これまで見たことが無い古さ。動画まで撮ってしまったよw
ちゃんと動きます。扉は手動だけどwそして移動中に扉を開けようとすると、安全のため停止します(実験したw

さて、今日はボカ地区と呼ばれる、ブエノスアイレスの中でも割と治安が悪い部類の場所へ徒歩で移動。
これがまた遠いのなんのって。しかも超暑い。

しかしその道中には…


▲運河と高層ビル、そしてかつての赤レンガ倉庫(現在は改装されてレストランなどになっている)という何とも素晴らしい景色

そんな港町を実感しながら歩き続けること約1時間半!


▲ボカ地区の“ボカ”の名を冠する世界的に有名なサッカークラブ、ボカ・ジュニアーズのホームスタジアム!

そしてそれから5分程度歩くと、


▲ブエノスアイレスで是非ここは行きたいと思っていた地、カミニート。
カラフルな色に塗られた家々が約100 mの路地にズラーッと並ぶ。
ところどころ汚れていたり、ブエノスアイレスでは腐るほど散見される落書きがあったりするけれども、やっぱり来て良かったここは。
雲ひとつ無い快晴の空に映える光景。素晴らしい。


▲カミニート到着前は観光客なんて全くいなかったのに、この一角に着いた途端、観光客で溢れかえっていたwww
普通の人はタクシーなりバスなりでここに来るんだろうねぇwこんな「徒歩」なんて交通手段で市街中心部から来る馬鹿は私だけでしょうな!

そしてカミニートからの帰りの途中は、さっきの赤レンガの元倉庫の部分に造られたレストランのひとつ、Cabana Las Lilasへ。
アルゼンチンで最も上質な肉を食べられるという店だそうな。
どれどれ。


▲そしていろいろ交渉の末出てきた、仔牛のステーキ。
でwかwすwぎwww
写真だと何かコロッとしたショボいものに見えるかもしれないけど、800 gありますこれwwwww
食えるかよwwwwwwwwwが最初の感想。

一応完食したっちゃ完食したけど、筋っぽい部分は結構残した。
というか、基本的に肉が固くて、正直美味いかどうかって言われるとNoだったw
その癖、ビール2本とライスを含めて、日本円にして5,500円くらいしたwww
まぁ、昨日タクシーで3,000円払うところを40円で済ませたのだからこれくらいいいだろう。
とりあえず、いい話のネタにはなったということで。

それからは、また激しく歩きまくり、レコレータ墓地へ。
墓地を見てどうするんだ…?と思われるかもしれないけれども…


▲これが墓地なんですよ。とてもそうは見えないw
何でも、様々な建築様式で造られた墓の数々が建立されているということで、建築学専攻の学生が学びに来る場所ですらあるとか。

墓地の前のレコレータ広場は、土日はマーケットが開かれていて大盛況だった。
ボカ地区へ向かう途中もマーケットを見掛けたけれども、何と言うか私はマーケットで買い物こそしないものの、適当にふらふらっとマーケットを練り歩くのが好きだ。

で、満足して宿に帰ると、レコレータ墓地の最大の見どころ、エビータの墓を見逃していたことが判明wwwww
それと併せて、レコレータ墓地近くに巨大な花のオブジェがあるという情報も得て、花のオブジェの位置の詳細を把握するのにかなり苦戦しつつも、再び宿を出てレコレータへとんぼ返り。
また片道2 kmくらいの道を歩くw熱いし疲れたし足痛いしw足の裏は水膨れが出来ているw

しかし、戻るとレコレータ墓地は閉まっていた。18:00までとのこと。
残酷なことに時計を見ると18:33。
ブエノスアイレスは20時くらいまでは明るいので錯覚しがちだが、一応夜という扱いなのか!?無念。

しゃーないので、巨大な花のオブジェとやらを見に行く。


▲バッカでかいwwwww
しかもこれ、夜になると花弁が閉じるらしい。
なんかこういう突っ込みどころ満載な、言ってみればバカバカしいもの、私は大好きですよ。

もしかしたら閉じる瞬間に立ち会えるんじゃね!?と、18:59から19:00になる瞬間はカメラを構えていたけれども、微動だにしない花弁。

後に看板で確認すると、PM8:30に閉じるそうです。流石にそれはwww
花弁が閉じる決定的瞬間を目の当たりにするのはデカいけれども、そんな外が真っ暗になる時間までここで耐久して宿に戻ろうとしようものなら、私の人生の幕が閉じる決定的瞬間が訪れてしまう可能性もあるのであえなく断念。クソッ。

てなわけで宿に戻り、情報収集。
私は日本人宿「上野山荘ブエノスアイレス別館」に宿泊していますが、本当に3週間の南米旅行がゴミクズに思えるくらい、皆さん激しく旅されています。
1年くらいそこらをフラフラしていることもザラ。ああ羨ましい。留年していても別によくなってきた。旅したい!!!もし留年しても、内定先は待ってくれるらしいしw
とにかくそんなわけで皆さん旅の情報は凄い。もういろいろ参考になります!

特に、これから行くイグアスの滝に関する情報は偉大でした。
詳しくはイグアス編にて!

ちなみに、そのイグアスの滝に関する情報提供者の夫婦とこれから空港に行って、明日の朝の便を待ちがてら、空港泊しますwww

***

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