Windowsの7以降には、ウィンドウを画面端にドラッグしていくと、画面端に張り付くように整列される「Aeroスナップ」という機能があります。
Macには同様の機能はありませんし、別に欲しいとも思いませんが、似たような機能を持たせるどころか、ショートカットキーで最大化したり、ピッタリ画面の半分に分けることができるようになる神アプリが存在しました。
その名も「BetterSnapTool」。
このピッタリ画面の半分にウィンドウをリサイズしてくれる機能がこれまた便利なの何なのって…。
多分文字でごちゃごちゃ書いてもうまく伝わらないでしょう。
MarsEditのリアルタイムプレビューを使うときや、何かを見ながらブログを書くときなんかに効果バツグンなんです。
▲左右にピッタリとウィンドウを並べてのリアルタイムプレビュー活用。美しい…。
この機能、むしろWindowsも見習って、OS標準で入れるべきではないでしょうか。
導入
App Storeから購入できます。以下のリンクからどうぞ。
はじめて使用する時は、BetterSnapToolがアクセシビリティ機能を使用してコンピューターを制御することを許可する必要があります。
「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」と移動して、ロックを解除後、「アクセシビリティ」でBetterSnapToolにチェックを入れます。
その後、再びカギアイコンを押してロックし、「システム環境設定」ウィンドウを閉じてください。
各種設定
以下では私の設定をご紹介します。
General Settings
「Start BetterSnapTool everytime your Mac starts up」にチェックを入れました。
これにより、Mac起動時に自動的にBetterSnapToolがONになるようになります。
また、メニューバーに常時必要とは思えませんので「Show menubar icon」のチェックを外しています。
もし設定画面を開きたい場合、アプリケーションフォルダから開けばOKです。
Customizations
Keyboard Shortcuts
デフォルトでは何も入っていません。
キーボード操作でキッチリとディスプレイの左半分、右半分にウィンドウをリサイズしてくれるのがBetterSnapToolの最大の魅力と考えていますので、もちろんそれらのセッティングをしました。
以下は私の設定です。
アクション | コマンド |
---|---|
フルスクリーン | Command + Control + + |
左半分にフィット | Command + Control + ← |
右半分にフィット | Command + Control + → |
上半分にフィット | Command + Control + ↑ |
下半分にフィット | Command + Control + ↓ |
真ん中 | Command + Control + – |
Snap Areas
Extras
まとめ
使ってみると、やはり簡単に最大化、左半分サイズウィンドウ、右半分サイズウィンドウを生成できるのがメチャクチャ便利です。
特にブログを書く時には効果てきめん。もうコレなしは考えられないレベル。
別記事になりますが、BetterSnapToolを購入すると、同じ開発元のもう1つの神アプリ「BetterTouchTool」のライセンスが無料で手に入るというのも見逃せません。
ぜひ導入してみてくださいね。