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発光バクテリアを使ってランプを作る(19-20歳頃の文章)

時は2008年。

私は当時19歳〜20歳、生物工学を学ぶ大学2年生だった頃、発光バクテリアを使ってランプを作るという実験に挑みました。

大学の講義とはまったく無関係に、完全に個人的な興味で行った実験なわけですが、最近その頃に運営していたHPの残骸を見つけ、またそれを某知人に見せたところ「面白い」と好評だったので、当ブログにアップしたいと思います。

 

なお、流石に10代の頃の文章ということで随所に若さが垣間見える文章となっておりますが(苦笑)、敢えて当時の原文ママで公開したいと思います

 

実験概要

ヤリイカの表面にはビブリオ菌の一種である発光バクテリアがいます。

今回の実験はタイトルの通り、それらを培養してその光を使ったランプを作ろうというものです。

 

この実験を行おうと思い立たせたのは、ある日家の掃除をしていたら出てきた中3の時の自由研究のまとめでした。

私の義務教育最後の自由研究、即ち人生最後の自由研究で取り扱ったテーマは実は今回の実験と全く同じテーマですが、当時はバクテリア培養用の寒天培地が腐敗菌にやられてしまい、冷蔵庫に異臭を残すのみという悲惨な結果に終わってしまいました。

 

とはいえ人生最後の自由研究がバイオ関係だったのも、将来バイオを専攻することになる私にとって宿命だったのでしょう。

そしてあれから5年半の時を経た今、大学で学んだ知識を活かしてリベンジを誓い挑戦します。

さて、今度こそランプ完成に至るのでしょうか。

 

ちなみに、中3の自由研究では発光バクテリアを確認するところまでしか進めませんでした。

Luminescent bacteria lamp 200801
▲5年以上前の写真をスキャンしたものなので若干画質は悪いですが、神秘的な光です。

なお今回の実験では、オートクレーブ(高温高圧の水蒸気を使い滅菌する装置)という生物系の実験室において一般的に用いられる滅菌用の装置が無い自宅において、いかに雑菌の繁殖を防ぐかが極めて重要になります。

実験の材料、器具等

  • 新鮮なヤリイカ2~3匹(可能な限り新鮮なものが良いので、市場や個人商店などで買う。水で洗ってあるものは使用できない。)
  • 食塩
  • 蒸留水(精製水)
  • 針金
  • 計量カップ
  • トレー
  • 粉寒天
  • 寒天培地用シャーレ
  • 液体培地用の瓶あるいはボトル

実験手順

  1. 包丁で1匹のイカの胴を開き、内臓と足を取り除く。この時、真水で洗わないようにする。皮を上に向けてトレーに置き、3%食塩水をイカがようやくひたる程度の深さに注ぐ。
  2. およそ22~24℃で1日置く。室温が25℃以上ならば冷蔵庫を使う。温度が低いとバクテリアの繁殖する速さは遅くなる。
  3. 暗いところで、イカの表面の光る点を探し、滅菌した針金でこすり取る。これを事前に沸騰させて滅菌した約3%の食塩水10~20ccに入れて薄め、薄めた液を別の針金につけ、培地(※)に塗り付ける。
  4. 培地の中に、コロニー(白いバクテリアの集合体)が複数見られたら、それを熱した針金で取り、液体培地に入れる。

 

※培地の作り方

1~2匹のイカを煮て煮汁を作り、寒天培地用と液体培地用の2つに分ける。

寒天培地用のものには防腐剤として塩、粉寒天を加え、液体培地用の煮汁にも防腐剤として塩を加える。

兎にも角にも滅菌が重要なので、培地を作る際は勿論、バクテリアを培地に入れる際もとにかく雑菌の混入を防ぐことを第一に考え、空気中の雑菌の混入を防ぐためにコンロの火を点けてその火のそばで実験を行う等の工夫が必要である。

実験日記

1日目(2008/02/13)

さて、前々から春休みになったら絶対にやろうと思っていた発光バクテリア培養の実験ですよ。

まだ春休みではなく最後のテストが残っていますがね(死

 

どんなにいい培養用の装置や器具を準備しようとも培養するバクテリアが無ければ意味がないわけで、ある意味新鮮なヤリイカ購入というのが一番重要な段階かもしれない。

朝6時に家を出て、父にルートを指示してもらいつつ車を走らせ30分。やって来ました海辺の魚市場!

 

Luminescent bacteria lamp 200802

 

俺の住所がかなり特定されそうな気がするが、まぁいいや。

 

外に出たが、風がクソ強すぎる上に気温は下手したら氷点下という、スキー場並の寒さ。

しかも昨日~今日の天候が漁に不都合だったようで、あまり市場のシャッターが開いていない。

いくつか見て回ったが、その過程で見られたヤリイカは1匹だけで、しかも死後結構経っている感じの新鮮とはかけ離れたものだった。

 

Luminescent bacteria lamp 200803

▲…橙色のものがヤリイカだが、どう見ても新鮮には見えない。

 

やはり、今日買いに来たのは無駄足だったようだ。

そしてもう諦めかけたその時…(ヤラセじゃなくて本当に最後に見た店!)

 

Luminescent bacteria lamp 200804

 

うおおおお!!!

これはイケる!!!

店のおばちゃんに聞いたが、洗っていないし今日捕ったものらしい。

「これ以上新鮮なものなんてない」との言葉に、当然購入。

4匹セットで800円。父に言わせてみれば高いとのことだが、悪天候もあったし仕方がない。

食用ではなくバクテリア実験に使うと説明したら驚かれ、さらに写真も撮らせて頂いたら「勉強熱心だねぇ」とか言われたが、俺が勉強熱心だなんてことは断じてない(笑

(これを買った店は↑の市場の画像中央のシャッター全開の店です。)

 

ちなみに、市場からの帰りは人々の通勤の時刻に思い切りかぶってしまったため、渋滞に巻き込まれてしまった。

だから俺はもっと早く出発しようと言ったのに。

 

帰宅後仮眠をとって、いよいよ実験スタート。

今日は3%食塩水につけて1日放置するという段階の準備作業なので、そう大した作業ではない。

わざと腐敗させてバクテリアを繁殖させるだけなので、特に滅菌に気を遣うこともなくサクサクと作業を進められる。

 

Luminescent bacteria lamp 200805

▲バクテリアはこのイカから取り出す!

 

当初、水道水を沸騰させた湯を冷ました水で食塩水を作る予定だったが、蒸留水(精製水)の方が良さそうだったので家からチャリで1分程度の薬局にて購入。

この時レジにいた女性にどこに精製水が置いてあるか聞いたが、帰り際にネームプレートをチラッと見たら見覚えのある名前でびびった

小中と一緒だったはず…。化粧がすごくて本当に誰か分からなかった。こういうことあるよね?(笑

 

それはともかく、その買ってきた精製水を使って3%食塩水を調製し、内臓、足を除いたイカをトレーに置いてそこに流し込んだ。

 

Luminescent bacteria lamp 200806

▲こんな感じ。これで1日、冬だからあるいはそれ以上放置。

 

さて。いつまでもこんな実験のことばかり考えているわけにもいかず、明日は今期最後の試験がある。

今が正念場だ頑張ろう!

2日目(2008/02/14)

今日の1限の生体高分子構造論の試験が終われば、俺も晴れて春休み。

それにしても高校時代の友人は皆とっくの昔に春休みだというのに、俺の大学はなぜこうも遅いのか。

誰か俺の大学の総長あたりに文句言ってやってくれ

 

例によって俺は事前にコツコツ勉強というのが出来ない人間なので、試験3~4時間前あたりから怒涛の詰め込みを開始。

もちろん、過去問を見て出題されそうなところを推測しつつ、その部分を重点的に固めていくといういつもの横着な戦法を使用(笑

大学への行きの電車内でも馬鹿でかい教科書を広げてひたすら勉強。かなり邪魔だったかもしれない。

 

大学到着後、これまでの講義で一度も使用したことのない講義室を試験会場にするという教授の策略に四苦八苦するも、同じ試験を受けると思われる人と相談して探した末やっとのことで無事発見し、到着後は友人と情報提供し合いつつ最後の抵抗を始める。

ちなみに俺が到着して十数分後、あの厳しいことで有名な教授が「私もこの試験の講義室が分からなくて迷ってしまった(苦笑」と入ってきたのには含み笑いを禁じえなかった。

 

で、しばらくして試験開始。

そして一通り解き終えたところで解答用紙を提出して途中退出。

まぁ、単位は絶対ある。
良か優か微妙。可にされたら泣く。

1つ、余裕で分かった問題に解答した覚えがあまりないのが不安要素。あれ落としたらちと痛いかも…

 

まぁ、いいや!

 

とにかく終わったんだ。

今日は俺が学校帰りに通うとある店の定休日なので寄り道せず自宅へ直行。

そして睡眠不足解消のため昼寝。

 

ああ。

何か忘れてるね。2/14…。今日生協で昼飯買ったら1つ義理より格下っぽそうなのが付いてきたよ。

 

さて。

見たところ実験日記というより普通の日記、本題までここまで余計な話を組み込んだのはワケありで…。

 

今日の夜、イカ表面を暗所で入念に調べても光る部位が確認出来なかった…(滝汗

随分とシャイなバクテリアだこと(何&誰

 

昨日の市場のおばちゃんは水で洗っていないと話していたが、実はそのおばちゃんが確認していないところで洗われていた恐れも出てきた。

こりゃまずいぞ…

 

とりあえず、23:45現在8℃という気温が少なからずバクテリアの繁殖を遅くする要因になっている恐れがあるので、今日から1日は暖房を22℃に設定して過ごすことにした

今年の冬はストーブも暖房も一切自室で使わない記録を続行中だが、もうそんな固いことも言ってられん。

 

これで明日見てみても何もなかったら今回は無理だと思う。

明日無くても明後日くらいまでは粘ろうと思うけど、明後日もダメなら諦める。

 

開始2日目にして早々と中3の時以下の結果に終わる危険性が出てきてしまったのは本当にショックだ。

3日目(2008/02/15)

昨日、あまりに不安な状態を目の当たりにしてしまったが、果たして今日はどうなのか。

バクテリアの増殖速度を高める為に、暖房を丸1日付けるという工夫を凝らしてみたが、果たしてそれは功を奏すのか。

 

部屋の明かりをすべて消し、恐る恐るイカの入ったトレーの上のチラシをどかす。

 

うおおおおおおおおおおおお!!!!!

光ってる!ちゃんと光ってる!!!

(この様子の写真は写真屋の写真にケチを付けるほどの、写真に対する実力と知識を持つ父でないと到底撮影出来ないので今回は用意できそうにないです。ごめんなさい。)

 

ちゃんとバクテリアは存在していたようで一安心。

が、これからのステップ、培地作成→植え付けは以前失敗したステップであり、まったく予断を許さないと言っていい。

光っていたことにいつまでも喜んでいられず、まずはイカを煮て煮汁を取る次のステップへ移る。

気を引き締めるためという意味合いも込めて、実験の際の制服ともいえる清潔な白衣に着替え、マスクを着用して雑菌の混入を防ぐための万全の体制を敷く。

ハッキリ言ってこの程度の実験では特に意味が無いかもしれないが。

 

イカを冷蔵庫から取り出して臓と足を取り除き、煮る。

このイカの後始末に困るところだが、このダシの抜けきったイカを両親が食ってくれるらしい。

ちなみに俺はイカが嫌い…(ぉぃ

嫌いゆえにこのイカの煮汁の臭いはかなりキツかったが、他にやってくれる人がいないので仕方が無い。

耐えていたらその内臭いも感じなくなるのでそれを待った。

 

そして、煮汁に目分量で適当に防腐剤としての塩を入れ、まずは液体培地用の瓶に漏斗を使って移す。

もともとウイスキーが入っていた瓶だが、煮汁も似たような色なので全く違和感が無い。

 

Luminescent bacteria lamp 200807

▲液体培地(ランプ本体となるもの)を水から加熱して、湯浴で滅菌。あまり温度を高くすると瓶が割れる危険性があるため、びびって沸騰まではさせなかったがその代わりにかなり長時間高温にさらした。

 

次いで寒天培地用に、残った煮汁を冷やし、粉寒天を入れて沸騰させる。

粉寒天は、寒天培地専用の寒天というのが存在するらしいが、そんなものは高すぎる上に一般人がお手軽に買えるようなところに売っているわけがないので諦めて普通の粉寒天を使う。

 

そして沸騰したら…寒天培地煮汁をシャーレに入れる!

 

Luminescent bacteria lamp 200808

▲今回使うシャーレ。一瞬商品名「メッキンシャーレ」が「メッキソシャーレ」に見えた。

 

思うに、このシャーレに関することが大学の知識の使いどころ。つかぶっちゃけ大学で学んだ知識などこれ以外役に立たない。

シャーレは種類がいろいろあって、今回使うのは安い使い捨てプラスチックシャーレ(63円)。

実はこのシャーレ、既に電子線などを使って滅菌されているというのが最大の利点。

ガラスシャーレは、使っても何度も使うもんじゃないし無駄、自分で滅菌の必要あり、高価であるとメリットが何一つ見当たらないので、当然ここはプラスチックシャーレを使う。

 

2つのコンロの炎の間に置いたシャーレの蓋を少し開けて、そこに沸騰した寒天入り煮汁を流し込む。

雑菌の混入を極限まで防ぎたいので、シャーレの蓋は最小限しか開けてはいけない。とどこかで読んだ覚えがある。

 

そして…。

 

寒天も固まり、無事に培地が完成したら、いよいよ最重要作業植え付け!

腐敗臭がプンプンする(笑)イカのトレーを持ってきて、部屋を真っ暗にしてコンロ2つの火力を最大に。

そして、割り箸に針金をつけたものの先端の針金をコンロの火で赤くなるまであぶり、完全滅菌。

それを培地につけて冷却し、バクテリアを取ってきて塗り付ける。

この時、3種類の培地を作った。

 

  1. 正統派。

    実験手順に書いた通り、イカ表面のバクテリアをとったものを、沸騰させて滅菌した3%食塩水10~20mlでのばしたものを滅菌シャーレに塗り付ける。

  2. 反逆派。

    中3の時は1の方法で失敗したので、イカ表面から滅菌シャーレにダイレクトにバクテリアを塗り付ける。

  3. 思い入れ皆無派。

    寒天培地煮汁を作っていた鍋を見てみたらそっちでも当然冷えて固まった寒天があったので、それを素手でつかんでキッチンに無造作に置かれていたこんぶじゃこのトレーにブチ込み、それにイカ表面からダイレクトにバクテリアを塗り付ける。こんな滅菌しようという考えがこれっぽっちも感じ取れない方法でうまく培養できて、上2つがともに失敗したら悲しすぎる

Luminescent bacteria lamp 200809

▲プラスチックシャーレは1つしかないのでその中で1と2を分ける。○が1.正統派、×が2.反逆派。

 

Luminescent bacteria lamp 200810

▲鍋で固まっていたこんな感じの寒天をつかんで入れてバクテリアを塗り付けたのが3.思い入れ皆無派。

 

ふぅ。

長かったぜ。

 

コンロ2つ最大火力の炎に囲まれ冬なのに酷暑を味わいつつ、暗闇の中、白衣を身にまといマスクを着け、針金を使って培地に光るバクテリアを塗り付けるというこの実験の最大の見所、音楽でいえばサビともいえる場面で録画失敗したぜ(死

ショック過ぎる。

 

まぁ、今日はよく頑張った。

4日目(2008/02/16)

19日からサークルでボードに行くが、それまでに終わるかどうか不安になってきた今日この頃(笑

 

今日は昨日作った寒天培地のバクテリアが増殖するのを待つのみという、何でもない1日。

大学の自分の学科のロッカーの使用期限がそろそろ切れるので、昼間に大学へ赴くも、普段使う学科棟にどう頑張っても入ることが出来なかったorz。

徹底的な施錠。春休みだからダメなのか、それとも土日祝日のみ入れないようになっているのか。

 

大学からの帰りは某店に寄って帰宅。

 

また2日目みたいな展開になってきたが、まぁ結果だけ話すとあまり増殖していない

いくらコンロに囲まれていても、シャーレを開ける勇気だけは出なかったので昨日の「思い入れ皆無派」のトレーを開けてみたが、予想よりは光っていた。かなり暗かったが。

そういうわけで、実験は明日に持ち越し。

 

液体培地の再滅菌はしておこうかな。

いくらバクテリアが培養できていても、それが腐ってしまったら話にならないのであって…

5日目(2008/02/17)

一昨日培地への植え付け作業を終え、いよいよ今回の実験の第二のたけなわともいえる「寒天培地から液体培地への移動」を行う日。

 

まず、俺の部屋に散々な臭いを撒き散らしまくってくれたイカとさようならする為に、その前に父から操作法を教わった上で、不慣れな父のカメラで撮影。(デジカメじゃなくてフィルムなので、すぐにはアップ出来ない。)

俺は良く分からないが、露出時間やしぼりをいろいろ変更して試した。

具体的にはしぼり1段階で5,10分露出、そしてしぼり全開で1,2,4,10分露出の6通りを試した。

どれかひとつくらいいい写真が撮れるだろうという、下手な鉄砲数撃ちゃ当たる理論である。

 

シャッターを開いているこの時間はあまりに長い待ち時間だったので、近くのスーパーでやっていた日本全国の駅弁フェアというもので買ってきてもらった「赤ワインで漬けたうな丼(浜松駅)」を食べた。これはうまかったなー。浜松駅は行こうと思えばサクッと行けるところにあるから、このフェアで購入する意義があったかどうかは別として

 

さて、今度は昨日全く中がどうなっているのか分からなかったシャーレを暗所で裏返すと…

 

光ってら!反逆派(注:以下参照)だけがキレーに光ってら!

 

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  1. 正統派。

    実験手順に書いた通り、イカ表面のバクテリアをとったものを、沸騰させて滅菌した3%食塩水10~20mlでのばしたものを滅菌シャーレに塗り付ける。

  2. 反逆派。

    中3の時は1の方法で失敗したので、イカ表面から滅菌シャーレにダイレクトにバクテリアを塗り付ける。

  3. 思い入れ皆無派。

    寒天培地煮汁を作っていた鍋を見てみたらそっちでも当然冷えて固まった寒天があったので、それを素手でつかんでキッチンに無造作に置かれていたこんぶじゃこのトレーにブチ込み、それにイカ表面からダイレクトにバクテリアを塗り付ける。こんな滅菌しようという考えがこれっぽっちも感じ取れない方法でうまく培養できて、上2つがともに失敗したら悲しすぎる

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↑実験日記3日目にも書いた表(?)。これらの3種類の培地を作ったが、うち光っているのが寒天にダイレクトにバクテリアを塗り付けた2.と3.のみ

 

なるほど…。正統派よりもちょいワルがモテるってことを如実に示している実験結果ですな(違

 

中3の時は正統派しか試さなかったのでこの段階で失敗したが、今回もその正統派は失敗したというわけだ。

この実験の説明が書いてあった、当時読んだ実験の本には確かに3%食塩水にバクテリアを入れてから寒天培地に塗ると書いてあったはずなのだが。

どうにも煮え湯を飲まされた気分だが、寒天培地で培養する段階が結果的に成功したのでよしとしよう。

何より、自分で前回の失敗を活かした上の工夫が功を奏したというのが嬉しい。

 

ついでだからこのシャーレも、しぼり全開で1,2,4,10,20分の5通りの露出時間で撮影。

思い入れ皆無派は面倒だから撮影していない。あんなのハナっからオマケ以下だったし(酷

 

それから念のため再度湯浴で液体培地を滅菌し、いよいよバクテリアを液体培地に投入する時が来た。

5年前、寒天培地の段階で失敗した俺には夢の段階についに到着した。

 

例によって白衣、マスクを着用し、実験する体制に切り替えた上でキッチンを全消灯。

3日目の寒天培地への植え付けのステップと同様、2コンロの火力を最大にしてその間で実験を行う。

今回はしっかり動画を撮る準備もして、いざ液体培地へバクテリアを移さん。

 

針金をコンロの火で滅菌し(このとき炎の中心より外側であぶった方が、針金が赤くなるのが早い)、液体培地につけて冷やし、寒天培地上で光っているバクテリアのコロニー(微生物の集団)をこそぎ取って液体培地に入れる。

(火はガスバーナーでもコンロでも、内炎(内側の炎、還元炎)より外炎(外側の炎、酸化炎)の方が温度が高い。なぜなら、外側の方が十分に酸素が供給されるので、不完全燃焼が起こりにくいからである。知ってた?)

 

そしてこれまでの努力の結晶が出来上がった。

あとは、この中でさらに発光バクテリアが増殖し、目で見えるくらい明るくなってくれるまで待つのみ。

 

この段階以降はこれまで経験したことのない未知の領域。

さて、明日このランプはどうなっているのか。

とても楽しみだ。

6日目(2008/02/18)

毎度、大きな作業を進めた翌日は大抵「発光が認められず」みたいなことを書いてきたが、今日も多分に漏れずそれに当てはまってしまった。

まったく光っているようには見えない。

 

さて、明日19日の夜はサークルの仲間とのボードの出発の夜なわけだけれども、多分ランプも持っていって、雪山で完成を拝むor腐って失敗してがっかりということになると思う。

仮に20日あたりで完成しても、帰ってくるまで当然ネットが使えないので報告も不可。

まぁ、まとめて実験日記は作りますし、完成したら動画も作って配信するので乞うご期待。

7日目(2008/02/19)

今夜がボード旅行出発の夜だ。

しかし俺は、ここ1週間全力を注いできたバクテリアランプのことが気掛かりでならない。

 

これを書いている今はまだ夜になっていないのではっきりとしたことは言えないが、暗所で見た感じ今日も液体培地が光っている様子はない

海洋性ビブリオ、ビブリオ・フィシェリ(今回培養している発光バクテリア)は好塩性かつ通性嫌気性(酸素があっても生育可能だが、無い方が生育が良い)だから、煮汁に塩を加えた液体培地を瓶に入れてしっかりと閉めるというこのランプの構造は理に適っているはずなのだが…。

 

バクテリアの光を確認するどころか、徐々に濁ってきている感すらある液体培地。

既に敗色濃厚だ。

失敗することになったら、原因は恐らくひとつ。

単に液体培地の滅菌が不十分だったということだろう。

 

非常にまずい展開になってしまった。

ボード旅行にランプを持っていくことにしたが、果たしてこれがどうなるかは謎だ。

頼む、光ってくれ。

 

(ボード出発直前に追記(笑))

Wikipedia様で必死に発光バクテリアについて勉強したところ、どうやらクオラムセンシングと呼ばれる、自分と同種の菌の密度を感知して、一定以上なら物質を生産する機能が発光バクテリアに備わっているらしい。

つまり今は、あの瓶の中で十分な密度に増殖していない発光バクテリアだが、ある一定以上の密度になった時発光するための酵素「ルシフェラーゼ」を生産するとのことだ。

だから現時点で全く光っていなくても悲観しなくても良さそうだ。

…現時点で発光バクテリアが雑菌にやられていなければ。

8日目(2008/02/20)

サークルでのスキー旅行の最初の朝。

スキー旅行だが、11人中俺の他2名はボード。

というか、去年はもっと大人数だったのに今年は11人と少なすぎる…

 

さて、予定より2時間近く早くホテルに到着したので、控え室で大富豪をして時間を潰すことになった。

実に健全な時間の使い方だ。バスの中では友人と下ネタトークばかりして爆笑していたし(死

大富豪だが、5人でやって俺は常に平民以上をキープし続けた。

 

いい時間になったらレンタル店でボードを借り、即準備してリフトに乗って滑る。

 

去年の感覚を取り戻すのに大して時間はかからず、去年同様初心者コースを滑っている友人に合わせて滑るのが面倒になったので、1回下まで滑り終わって再度リフトで上って滑って追い付いた。

「今年も追い付かれた」と言っていたところを見る限り、去年もこれがあったことを覚えているようだ。

 

それからは初心者組と中~上級コース組に分かれて滑った。

俺は途中で素晴らしいコケ方をした時に後頭部を強打しダメージを受けたので、これ以上ダメージを受けない内に一足先に上がり、風呂へ。

 

夕食だが、このホテルは去年も泊まったところだが料理が非常に美味しい。(だから今年もここにした)

バスの中でロクに寝ておらず、ボードで完全に疲れ切ったところへ、腹一杯食べた俺が眠気に耐えられるわけもなく、サッカーの日本-中国の前半が終わったあたりで爆睡。

3部屋あるうち俺のいる部屋で宴会が行われていたせいで、俺は散々アホ面寝顔を激写されてしまった

見てみたら俺のデジカメで俺の寝顔を撮られているし…うざすぎる。

 

あ、バクテリアランプ?光ってないっす。

9日目(2008/02/21)

朝からM2の先輩と2人で、昨夜40cmほど積もった新雪の上級コースに挑戦することになった。

が…そこは俺の墓場に近い場所だった

通常の上級コースすらまともに滑れない俺があんな新雪に対応出来るわけもなく、

 

滑走開始→ある程度スピードが出て「やばい!」となる→減速→埋もれる→手を使って起き上がろうにも手が埋まって立てねー!

 

の繰り返し。

無理すぎる。結局その上級コースを脱出するのに1時間を要し(死)、へとへとくたくた、汗だくで喉がカラッカラという1日滑り終わった後かのような状態になってしまった。

その先輩のおごり(ありがとうございます^^)のバレンシアオレンジのジュースで体力を回復し、同期のメンバーらと合流して再び滑った。

ところで俺はターンのコツがつかめそうでつかめない歯がゆい時間が変わり映えなく1日中ずっと続く中、同期の1人がスキーで転んで膝を痛め、係員の人がやってくるという大事に至った。

 

アクシデントがありつつも、何とか1日満足いくまで滑った後は風呂に入って、部屋にて雑談モード。

ここで、同期のエロKが旅館の部屋の番組表とかが入っているファイルを広げて「この40分4,000円のマッサージ頼もうかな~」と俺の顔を見てニヤけつつ話し掛けて来たので、俺は右ねじの法則のような手の形を作って「このマッサージか?」と答えt(略

結局こうしてこの中学生レベルの話でかなり盛り上がり、エロKと俺のトークのお陰もあって普段こういう話に食い付きの悪い友人にもいろいろ話をさせることが出来て良かった(何が

 

で、バクテリアランプは今日も光っていない(もはやこの話がオマケ的

10日目(2008/02/22)

今日は早いものでサークルのスキー旅行最終日。

1日インターバルでさらに高校の友人とボードに行くという超過酷日程が待っている俺だが、そんな後先のことなど考えていられないので滑りまくる。

初日に帽子を無くしてしまいとても困った状況にあるが、まぁ仕方ないとしか言いようが無い。

 

今日は一昨日、昨日と滑っていないエリアばかり滑った。

昨夜は雪が降っていないのでガリガリの恐ろしい氷が待っているかと思いきや、意外にもそのエリアだけは割といい雪だったし、コースが広くてリフトが速いという文句無しの場所だった。

このとき、エロKと可愛い係員のお姉さんがいないかと探していった。

 

今日、いよいよターンにおける重心の動かし方ってもんを掴んだので、非常にスムーズに滑ることが出来てこれまでと比べ物にならないくらい楽しかった。

いやぁ~いいスキー旅行だった。

半日滑った後はレンタルのボードを返したり風呂入ったり飯を食ったり麻雀したりとだらだら過ごした。

 

そしてバスのくせに120km/hくらい出すバスで帰還。

 

バクテリアランプは…人生諦めも肝心ってことを示すための教材なのかもしれない。

それから、寒天培地シャーレを見てみたら肉眼でも菌が見えるまでに成長していたのが確認できるとともに、どういうわけか正統派側のみが点々と光っていた。

もーわけがわからん。

11日目(2008/02/23)

車を走らせて市場にイカを買いに行ったのが遥か昔に思えるが、実はまだ2週間と経過していないようだ。

カテキョ以外のバイトを一切せずにバクテリア実験とボードに明け暮れたこの10日余は非常に濃密でとても楽しく素晴らしい日々だった。

このバクテリア実験を通して学んだ知識も多い。

 

そして今日、新たな知識を得た。

まず、今の液体培地のバクテリアランプは正直諦めた。

 

というわけで、寒天培地シャーレで腐敗菌の侵攻に耐えている発光バクテリア残存勢力を別の液体培地(第二のランプ)に移そうと考えた。

昨日の実験日記に記した通り、寒天培地の正統派側から微小な光るコロニーが数多く検出されたので、そいつらを使うというわけである。

だが、もう液体培地用の煮汁は残っていない。

そこで俺はさらに勉強しなければならなくなった。

 

バクテリア(に限らず生物すべて)が生きて増殖するには、エネルギー源及び炭素源が不可欠だ。

このエネルギー源、炭素源となる、家庭において最も一般的にあるものは砂糖だが、砂糖の主成分であるショ糖の代謝経路を今回培養する発光バクテリアが持っていなかったら意味が無い。

裏を返せば、発光バクテリアがショ糖を使って生きて増殖できるなら、とりあえずショ糖を培地にしておけばよいということになる。(それが生物学的に適切かは置いといて)

だから発光バクテリアがショ糖を分解出来るか否かを知る必要があるわけだ。

 

Wikipedia様で調べたところ、腸炎ビブリオの項目において「ショ糖を分解しない性質などから他のビブリオ属の細菌と鑑別される。」とあったので、腸炎ビブリオでないビブリオである発光バクテリアはショ糖を分解出来ると判断した。

 

というわけで、最後の賭けに出た。

これが失敗したら俺がこの実験に投資した約1,000円(安)と貴重な2週間の時間がパーとなる。

今度は少量ずつ液体培地を作って、なるべく早く液体培地でも光を確認できるようにしたい。

 

というわけで俺の最後の希望の液体培地を作ってきた。

シャーレ正統派の発光バクテリアの光は他より遥かに明るい点として見えたが、いずれも明るいところで見れば近くに巨大な腐敗菌コロニーが迫っており、死期が訪れるのは時間の問題といっても過言ではない状況だった。

腐敗菌がそれほどまでに侵食している寒天から腐敗臭がしないはずがなく、家族から「そろそろ捨ててくれ」と言われていたので今日で寒天培地は廃棄する。

当然ながらイカ表面には発光バクテリアの他に腐敗菌も混じっていて、それらの寒天培地への混入は今回の実験手順では防ぎようが無かったようだ。

 

寒天培地を捨てている時は高校の卒業式を思い出した。

3年間慣れ親しんだ学び舎を離れ、国公立前期日程、後期日程2つの結果を常に気にしていたあの時。

バクテリアの育った寒天培地を捨てたことで実験続行は完全に不可能となり、あとは2つの液体培地の今後を見守るのみ。

 

寒天培地の様子を見る限り腐敗菌の方が繁殖力が強いが、その腐敗菌がショ糖分解酵素(インベルターゼ)を持っていないでくれという一抹の希望に賭けた今回の試み。どうでるだろうか。

12日目(2008/02/24)

今日から高校時代の部活の友人とボード。

俺が幹事で全員分の代金約10万を支払ってあったので、まず昼間に集まって金を回収しがてらボウリングをした。

順番待ちで1時間半~2時間も待たされたので1ゲームのみ行うことにしたが、この時友人の1人が2枚の無料券を持っていたので、他の参加者でもう1枚の無料券を巡っての勝負が行われた

結局接戦の末俺が勝利し、550円分の無料券をゲットした。

 

そして家に帰った後は準備を速攻で済ませていよいよ出発。

だが行きのバスで恐怖が待っていた。

参加メンバーは5人だが、席は最後列とは限らない。

バスが満員だった場合、誰か1人は知らない人の隣で約7時間過ごすことになる。

いろいろ声をかけたがどうしても偶数人に出来なかったが故の苦難である。

 

結局いっせっせー(これがどの地域でも通じるか謎)で勝負をして決めて、俺は何とか勝利した。

そしていざ座席が発表されてみると、マジで知らない女性3人組の横が1席、俺らの枠だったwww

 

うへぇ。

 

バクテリアは光っていない。もう絶対死んだだろコレ。

それからショ糖培地の瓶は蓋が外れてえらいことになった(死

13日目(2008/02/25)

今シーズン2度目のボード旅行の初日の朝。

十分な睡眠をとれたとはいえないが、まぁ前回よりはしっかり眠れたので割と疲れも少なかった。

まず宿泊するホテルのロッカールームで着替え、それからレンタルショップへ。

ここで長蛇の列が出来ていてかなり待たされるも、割と新しくてデザインもいい感じのボードを借りた。

俺は不覚にもゴーグルも忘れたのでゴーグルも借りた。これはパックの料金に入っていないので有料(涙

 

そしていよいよ滑る時が来た。

初めはこの前の板とえらく感覚が違って苦戦したが、やはりボードは楽しい。

なだらかなゲレンデで数回滑った後はゴンドラで林道に行ったりとか、結構急な坂に挑んだりとかいろいろ滑った。

2つのスキー場の共通リフト券を持っていたので自分達のホテル付近のゲレンデ(以下ホームゲレンデ)のない方のスキー場にも行ったわけだが、その帰りがやばかった。

帰り方は2択。最上級コースで戻るか、複数のリフトを乗りつないでいって帰るか。

結局後者は面倒だったのと、最上級コースがどんなのかという興味本位もあって前者に突入。

 

そこは、ボードを縦に向けたらリアル死亡してもおかしくないコースだった。

 

有り得ない角度の坂をひたすら横滑りで下りる。

後から考えるとこの選択はアホに見えるが正しかったかもしれない。

2日目、3日目は雪崩の危険性や天候の関係で最上級コースが進入禁止エリアになってしまっていたのだ。

 

で、1日滑り終わった後はホテルに行ってチェックイン、そして風呂で疲れを癒して夕食。

夕食後は、帰りのバスで知らない人と隣に座る罰を賭けたUNOを行った。

何回か勝負して、一番最初に3敗した人が罰というルールである。
意外にも均等に皆が負け、2,2,2,1,1敗というリーチ3人で向かえた9戦目…

 

リーチだった俺が負けた(号泣

 

うおおおおおああああああ!

ヤリサー(意味が分からない方はこの時期にスキー場にバスで行く客はほぼ全員大学生ということを考慮してお考え下さい)の隣になる(かもしれない)という、皆が恐れたこの罰。

メチャクチャ盛り上がって、リーチが掛かった後のプレッシャーが半端無かったこのゲーム。

俺が敗北した後の皆の異常な喜び様(ex.ベッドの上で飛び跳ね)がすべてを物語っていた。

 

ああ。明日はこの気分で滑ろってことっすか…

しかも追い討ちをかけるように、今日大事なデジカメが故障…

 

バクテリアは今の俺の気分のように光っていn(略

 

(超おまけ)

地域差や遊び仲間で結構ルールが変わってくるUNOですが、俺らの間のルールはこんな感じです。

・Draw系カードを前のプレイヤーに出されたら自分も出すことによってDrawを逃れるとともに、次プレイヤーにそれまでに累積したDrawを与えられる。Draw TwoはDraw Two、Wild Draw Four両方で逃れることが出来るが、Wild Draw FourはWild Draw Fourでしか逃れられない。

・Reverseは2人の時はSkipと同様の効果(連続して自分のターン)

・Wild Draw Fourに関する「チャレンジ」ルールはない。(説明書には、Wild Draw Fourは場札の色のカードを持っていない場合のみ使えると書いてある。Wild Draw Fourを出したプレイヤーの次のプレイヤーは、本当にそのプレイヤーが場札の色のカードを持っていないかどうか確かめる(チャレンジ)ことができ、持っていれば出した側に、持っていなければチャレンジした側にペナルティが与えられる。)

Luminescent bacteria lamp 200812

・ラスト1枚になったらUNO宣言必須。ただし次プレイヤーがカードを出すか引くかするまでに指摘されなければペナルティの2ドローはなしというのが普通のルールだが、このルールではとにかく指摘されたらその瞬間2ドロー(だったはず)。

・同一カード複数枚出しは何枚でもOK。勿論複数枚出しで上がることもOK。(複数枚出しで上がる場合は事前にUNOみたいな言葉を宣言する必要なし)

・役札(今回の友人との間では”英語”と呼んでいる(笑))で上がることはできない。

・上がった時に「Stop」なんていうバリエーションルールはない。(というよりこんなルールはこれを書くときWikiでルールを調べて初めて知った。)

14日目(2008/02/26)

今日、俺の10代は終わってしまった…。

いろいろあった10代の日々。俺もその10代をリタイアする時が来てしまったらしい。

今10代の、これを読んで「へへっ」とか思っているお前も気付いたらこの瞬間が訪れるからせいぜい短い10代を満喫してくれたまえ(うざ

 

そんな俺の、飲酒が法的に許可される初日だが、結論から言うとそんなメモリアルデーに酒を飲むことは無かった。

どうも高校時代の友人は大学の友人ほど酒が好きではないので、旅行に行けば当たり前に酒を買ってくる雰囲気が無いのである。

 

そもそも酒とか以前に、気の利いたプレゼント1つも用意されていなかったが…。まぁむしろ何も無い方が彼ららしいといえば彼ららしい(笑

 

何はともあれボード。

今日もいろいろなコースを滑っていったが、20代になって早速出血した(笑

あるコースを、それが見た目より遥かに急な斜面であることに気付かず初心者コース気分で滑っていたところ、どんどん加速してしまい制御不能に陥り転倒。

その際、ボードの先端で自分の鼻を直撃という非常に稀な怪我の仕方で大量の鼻血が出た。

 

この事故は数々の原因が重なった末の事故だった。そしてそのどれかひとつでも欠けていたら怪我は無かった。

 

原因1、降雪

ただでさえ曇り止め加工がなされていないショボいレンタルのゴーグルで、降雪の天候の下滑ろうものなら一寸先は闇ならぬ真っ白。

そんな危険極まりないことは出来ないので、当然ゴーグルを外して滑ることになった。ゴーグルをつけていたらゴーグルが鼻を保護してくれたに違いない。

 

原因2、ゴーグルを家に忘れた

myゴーグルはきちんと曇り止め加工されているので、ゴーグルを外すに至らなかったはず。

 

原因3、斜面の角度の見極めが不十分

俺のみならず、同行した友人も皆口を揃えて「想像以上に急」と話したゲレンデだった。

横幅がとにかく広く、恐怖感がさほど無いのがひとつの要因として挙げられよう。

急と分かっていてばあんなスピードが出てしまうような滑り方はしなかったはずなので、怪我は防げた。

 

この怪我以降、滑るのが怖くなって結局ホームゲレンデに戻った後はホテルに直帰することに。

5人中、まだまだ滑りたいと話す友人が2人いたが、彼らはともにゲレンデマップを見ても良く分からないという致命的な弱点を持っていたので、再度リフトやゴンドラを乗り継いでいろいろ回ったら帰ってこれなくなる可能性があったのだ(笑

 

ホテルに戻り、風呂に入って食事をとった後はまたUNO。

実は昨日、あの過酷なヤリサー賭けUNOの後に「今度は罰じゃなくて勝者を称えるゲームにしよう」ということになって、ハーゲンダッツ×2を賭けた勝負をしたが、それと同様に今回は事前に用意したプリンを賭けた勝負を行うことにした。

昨夜のハーゲンダッツ争奪はトランプで行ったが、今回は先述の通りUNO。

1位+2点、2位+1点、3位0点、4位-1点、5位-2点という点数制で、10点取ったら勝ちというルールで勝負。

一見果てしなく続きそうな勝負に思えるが、実際は「流れ」というものが確かに存在し、俺は1位2位を連続しまくって結局1回しかマイナスポイント被害を受けずに10点に到達、プリンゲット。

プリンは2個あり、もう1つは同様のルールで7点先取にして勝負した。俺は着実にプラス点を重ねたが、それを遥かに凌ぐ勝ち頭にやられて2個独占は逃した。

 

ところで今日のUNOはおかしかった。

数字の2,3,6,9を全て抜き、Draw TwoやWild Draw Fourの連鎖(通称ドロー合戦)が起きる確率を意図的に上げて勝負していたのだ。

5人全員がDrawを保有していて撃ったら自分に戻ってくることも珍しくなく、10枚以上ドローはザラ。

皆の集中砲火ともいえる16ドローだの18ドローだのを食らった日には泣くしかなくなる。

これはこれでかなり盛り上がるので、画面の前のあなたも友人とUNOをすることになったらお勧めのルールですよ(笑

 

ちなみに、2,3,6,9を抜いた理由は…

・レベル1(6,9抜き)

・レベル2(6,9,0抜き)(0は各色1枚、1~9は各色2枚)

・レベル3(6,9,2抜き)

・レベル4(6,9,2,3抜き)

というレベル分けにおいて、まず6,9は下線があるとはいえ判別しにくいからカット、レベル2→3で2を抜く、レベル3→4で3を抜くという感じなので、深い意味はありません。

 

かくして俺の誕生日は終わった。

 

バクテリアは光t(略

 

そういえば、今回の旅行は本当にトイレに行きまくった。やばい時は20~30分に1回くらい。

なんか俺は時々(酒やコーヒーを飲んだ後の他、旅行に行くとよくある)異常にトイレに行く回数が増える。これだけ書くと病気みたいなので、昔病院で検査した時は異常なしだったことを強調しておく(笑

15日目(2008/02/27)

どちらかというと今日はスノーボードうんたらより、昨夜就寝間近の暗闇トークに重きがあった気がする。

高校時代の恋バナやら、「これまで話さなかったんだけど」的話、そして…(笑)という濃密なトークだった。

 

今日は最終日なので、やばいコースにガンガン挑戦というわけではなく流しの1日。

というより、強風のためにゴンドラ(山頂付近へ進んだり、別のスキー場へ行ったりする唯一の手段)が昼過ぎまで運休だったので行きたくても行けなかった

リフト乗り場で知らない人を友人と間違えて同じリフトに乗り話し掛け→相手「…人違いじゃない?」という恥ずかしいことが途中にありつつも、超なだらかなゲレンデでジャンプの練習に勤しんだ。

 

そのコースに飽きた後、やっぱり上級コースに行くことになって当然のようにコケまくった後、レストランで食事。

この時の「信州豚使用」のカツカレーがめっちゃ美味かった。

 

そしてあっという間に時は流れ、運行開始したゴンドラに乗って上まで行って1回滑った後はいよいよボード終了。

レンタル返却、風呂、バスを待って乗り込み。

 

バスだが、蓋を開けてみたらヤリサーの隣にはならずに5人全員で最後列だった。

その代わりに自分達の目の前にヤリサーの集団が来たが、まぁこれで済んだらよしとしよう。

 

帰りのバス内で1回だけ、その時寝ていなかった3人で行った「それまで言った言葉を反復しつつ行うしりとり」は笑えた。

俺は瞬殺されたが、残り2人になった後、「ま」でターンが来た友人「○○こ」。

そしてそれを聞いて、そんな空気に乗った友人「○○○ーム」。

 

最低過ぎるwwwバス内なのにwww

 

その後も続くしりとり合戦でおかしかったのはこの2ワードだが、このワードがぼかされつつ話される度に笑えて仕方なかった。

反復するしりとりなんだから、以後ずっと話さなければならないということを踏まえた上での発言だったのか?(笑

 

そんなこんなでも無事帰還した後、バスが停まってすぐのところにあったとりとり亭を見て俺が「飲むか。」と冗談半分で話したら皆が割と乗り気で、今日はまぁやめようということになったが明日地元で飲むことになった。

非常に楽しみだ。

バk(略

16日目(2008/02/28)

高校の友人と飲んできた。

これまで高校の友人と飲むといったら、「高い食事のついでに酒」といった感じだったが、初めて「飲み会」といえる集まりだった。

 

いろいろ詳しくは語らないが充実したいい時間だった。やっぱり飲み会というものはいい。

まぁ嬉しかったのは、意外と多くの友人がこの発光バクテリア実験に関心を持ってくれていたことだ。

 

発光バクテリアを培養してランプを作り、さらにどれくらい長持ちするか確かめる。

実を言うとこれは表向きの目標である。

1,000円…はどうでもいいとして、貴重な2週間以上という時間というリソースを費やすわけだから滅多な理由ではこんなことは出来ず、”どこにも書いていないこの実験の真の目的”というものが存在するわけだ。

とはいえその遥か先にある目標にひとつ近付いたといえるだろう。

 

そういえば巨峰サワーを頼む時に巨乳サワーと言い放った友人には爆笑させられた

 

結局今回の実験は失敗したとみていい。

まぁいいじゃないか。

何事も計画通りに進まなくても。

 

発光バクテリアを使ってランプを作る 実験日記 完

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