2016年3月6日、初訪問。あいにくの曇りですが、立派な店構えでした。
「でんまぁと」とは
私の出身地、愛知県安城市。Wikipediaによれば、
明治時代の明治用水の開通により大規模な開墾が行われ、農業の先進的な取り組みが行われたことから、1920年代から1930年代にかけて、農業先進国のデンマークに譬えて「日本デンマーク」と呼ばれた。
という歴史がある都市です。
ですので、この名前もデンマークのDenと、マートのmartを足してこのような名前になったのでしょう。
今でこそ安城市は、お隣の豊田市に某巨大自動車メーカーがあることもあり、自動車工業を中心とする機械工業が盛んです。
農業生産は減少傾向にありますが、今でも県下有数の農業地帯です。
そんな安城市および周辺の新鮮な農作物の地産地消を目的に販売するお店です。
店内の様子
では早速店内を見てみましょう!
▲お隣の碧南市でとれたいちご!
▲最近僕がハマっているトマト。にいみ農園のトマトといえば、碧南市へのふるさと納税で頂きました。
▲他にもトマトがずらり。試食コーナーあり。この時期でも甘くて美味でした。
▲セロリほか、野菜コーナーの一角。
▲笑顔の子供たちが収穫作業手伝っているのでしょうか。生産者の顔があちこちに見られるのも安心感につながりますね。
▲1つ1つの野菜に美味しい調理例が添えられています。マイナーな野菜で、実際僕みたいに料理経験の乏しい人にはどう使ったらいいのか見当のつかないものもあるのですが、これを見れば安心ですね。
▲「へきなん美人」なるにんじんの規格外品の山。
▲その「へきなん美人」がどれだけ甘いか知らしめるためなのか、なんとにんじんをジューサーで搾っただけの100%ジュースの試飲コーナーが!!実際超甘かったです。
▲たまごも売っています。
▲肉系の売り場にやってきました。こちらも地元で作られたもののようです。
▲安城ハムなるハムやら、安城のもう1つのデンマークをもじった施設、デンパークで作られたソーセージも。
▲こちらは豚肉コーナー。でんぽ~くなるブランド名がついているようです。
▲見てください!!安城にも「安城和牛」なるブランド牛があります。全国的にはマイナーで、実は私も食べたことはなかったのですが、ぜひ味わってみたいと思い手に取ってみました。
▲安城和牛を含む、愛知県産牛焼肉セット。真ん中には先ほどご紹介したでんぽ~くも。
▲こちらは米の量り売りコーナー。
▲な、なんと豪快に鍋で豚なんこつ煮、どて煮の量り売りも!私は愛知県民の癖にどて煮は苦手ですが、地元の人が喜んで取っている様子を見かけました。
▲惣菜や弁当売り場もあって、単に地元の農作物を販売するだけでなく、スーパーっぽくなっています。
▲飲料コーナー。お隣の西尾市は茶が有名なのですが、西尾茶イダーなるサイダーを商品化しているようです。我らが安城市は特産のイチジク(無花果)をラムネにしています。
▲店に入ってすぐのところにはパンコーナーも。写真には写っていませんが、やきいものいい匂いがプンプンしていて、思わず引き寄せられました。
戦利品
まずは安城和牛のステーキでしょう。
この後家に帰って焼いていただきました。
優しい味わいで柔らかい肉質とうまみ。もう最高でした!ごはんが進むこと進むこと!
ステーキの後は口直しのいちご。
値段はまぁふつうですが、とても甘くておいしいいちごでした。
感想
いやぁ、いいですねぇ。
思ったよりもしっかりした施設で、さらに人の入りもすごく、駐車場は車を停める場所を探すのに苦労するほど。
そして久々に地元に帰ってきて、都会の喧騒から離れて田舎のファーマーズマーケットに入り、単純にほっとする時間を過ごせたのもありますが、改めて地元の農作物のおいしさの一端を味わうことができました。
特に安城和牛はちょっとファンになりそうです。
安城市外にお住まいの皆さんは、安城市にふるさと納税をすることで返礼品として安城和牛を入手できます。(少なくとも2015年は)
ぜひお試しください。